「いろはプロジェクト@福井」では越前漆器をはじめ、今も文化や伝統が日常として息づく福井県で、インバウンドツーリズムと掛け合わせた世界発信の需要を開発し、後世へ匠の技を守り継げる新しい仕組みづくりに挑戦します。
2004年の福井豪雨をきっかけに「子どもたちを元気にする企画」としてスタートした河和田アートキャンプ。
毎年100名を超える学生たちが関西を中心に全国から参加し、これまでに29名が福井県へ移住するなど、都市と地方を結ぶプロジェクトデザインに取り組んでいます。
現地では「ものづくり」や「地域との連携」を大切にし、様々なプロジェクトを展開する中で、福井県を代表する学生活動に成長しました。
当初は河和田地区のみの活動でしたが、2022年からは鯖江市全域へ範囲が広がり、新たな展開が期待されます。
2016年にスタートした竹田Tキャンプ。
人口300人を切り、高齢化と過疎化が進む集落である福井県坂井市丸岡町にある竹田地区を舞台に、全国の大学生が地域を元気にするとともに、住民との地縁でも血縁でもない第3の縁を結び、絆というネットワークを全国に広げていくことを目指しています。
「大学生の発想力」と「住民の経験と知恵」を融合した集合知で、地域の未来を創る。学生にとっても、地域住民にとっても、特別な経験と結果が生み出せるような環境づくりを行っています。
2020年にスタートした小浜Rキャンプ。
福井県小浜市をフィールドにした、海沿いのまちでの取り組みです。
Rとは「Relation」「Resarch」「Roots」などの意味を含んでおり、地域住民と学生のご縁づくり、調査による地域資源や魅力の発掘と企画立案からの実践、また学生たちの第2の故郷と思ってもらえるような関係づくりなどを目指しております。
次世代を担う若者たちと共に、小浜市の未来を創造していく取り組みとなっています。
2012年~2020年まで実施した、京都府与謝郡与謝野町でのキャンププロジェクトです。
主に関西圏の大学生が参加し、地域の機関産業である農業や丹後ちりめんを中心としたプロジェクト企画を展開しました。
2013年~2019年まで実施した、茅葺き屋根の里として有名な京都府南丹市美山でのキャンププロジェクトです。
主に建築関係の大学生が参加し、地域住民と連携して様々なプロジェクト企画を展開しました。
パリで生まれたユニークな同居システムであるソリデールの京都府版である「京都ソリデール」を、委託事業者として推進しています。
これは、高齢者宅の空き室に低廉な負担で若者が同居交流し、お互いに見守り合うという取り組みです。
シニアにとっては「人とのつながり」や「生きがいの創出」、学生にとっては「家賃負担の軽減」や「地域コミュニティへの参加」など、それぞれにメリットがあります。
弊社では両社のマッチング部分に特に力を入れており、性格や生活の不一致などでのアンマッチを防ぐ仕組みを作っています。
京都市内の家庭内に眠り、溢れている多くの物が及ぼす弊害(廃棄物予備軍・災害時障害物など=家庭内ストック問題)を解決するための「ストックレスなリユースの地域連携モデル」をデザイン・開発しています。
また同時に「お片付け」をテーマとした次世代の担い手育成を行い、若者が主体となってシニアと連携できるような、持続可能な循環モデル開発を目指しています。
福井県鯖江市での「子育て」「仕事」「住まい」についての情報を県内外の若者に向けて発信し、鯖江市への移住や就労を促す事業を推進しています。
鯖江市の事業者とその従業員の両面から仕事について深くインタビューをする「さばえの仕事図鑑」では、鯖江市の3大産業である「漆器」「めがね」「繊維」を中心に、これまで就活メディアやハローワーク等ではアクセスできなかった情報を取り扱っており、鯖江市の仕事と暮らし全体が見渡せるようなメディアに育てています。
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